Friday, August 29, 2014

トリートメント&プログラム各種

アーユルヴェーダグラムでは、常駐するアーユルヴェーダの医師の指導のもと、下記の5つのプログラムを実施しています。個人の体質や症状、滞在日数などに合わせ、トリートメントの組み合わせや追加、テーラーメードも可能ですので、お問い合わせの際にご相談ください。
パンチャカルマ(体内浄化・解毒)
ストレスや環境汚染、農薬や化学調味料など、日常生活の中で体内に蓄積してしまった毒素を取り除き心身を浄化させるプログラムです。トリートメントは下記の3つのステップで施術されます。

ステップ1 
ハーブ調薬の飲み薬で腸内機能を整える。

ステップ2 
体内・外に油分を与え、マッサージやサウナで発汗させ、細胞からの毒素排出を促す。

ステップ3
個人の体質や症状に合わせ、下剤法(ヴィレーチャナ)、経鼻法(ナスヤ)、催吐法(バマナ)、浣腸(バスティ)、採血法(ラクタモークシャー)の5つの方法の内の複数を用い、毒素を体内から排出し、心身を浄化させる。

 
ラサヤナ(疲労回復)

体のすみずみの細胞を活性させ、自己免疫機能を整え、心身の生命力の回復をめざすプログラムです。アビアンカ、シロダラー、カヤセカなどの施術に加え、個人の体質・症状に合わせパンチャカルマが施術される場合もあります。
アンチ・エイジング(老化防止)

細胞を活性させ自己免疫機能を蘇らせるピジチル,ニアバラキジなどのトリートメントや、体内の毒素を取り除くパンチャカルマ、内臓機能をつかさどる頭部を刺激し神経系統を活性させるシロダラーなど、個人の体質・症状に合わせたトリートメントを組み合わせて施術するプログラムです。

ダイエット(肥満防止)

ハーブ・パウダーやペーストを使ったドライ・マッサージや、アビアンカ、ハーブ・サウナなどで体内の様々な経路に滞積した脂肪分を搾り出し体外へ排出させ、新陳代謝のバランスをを整え滞った経路を浄化するプログラムです。肥満防止のための食事法やヨガ・エクササイズも同時に行います。個人の体質・症状に合わせパンチャカルマが施術される場合もあります。

ストレスの自己管理

ピジチル, シロダラーなどの心身のリラキゼーションを促すトリートメントで精神的・肉体的ストレスを取り除き、神経系統の緊張を緩和させると同時に、ヨガのメディテーションや呼吸法を通し、心と体のリズムを整えるプログラムです。
  • アーユルヴェーダの医師による診断
  • 滞在中のアーユルヴェーダ・トリートメント
  • 滞在中に処方される服用および塗布用ハーブ薬
  • 滞在中の食事(朝食、昼食、夕食)
  • ヨガ&メディテーション・クラス
  • バンガロール国際空港からアーユルヴェーダグラム施設までの往復の送迎
  • 滞在中の施設のご利用(施設内エクササイズルーム及び図書館の使用も含む)
*滞在中は禁酒、禁煙となりますことをご了承ください。
  • 観光など、お客様の都合で施設外の場所へ送迎を希望される場合の送迎費
  • 医師の処方以外のハーブ薬(ご希望により医師から購入可能)
  • プログラムに含まれるサービスとして上記に記載がないもの
  • プログラム料金の中にはドライバーや宿泊施設スタッフのチップは含まれていません。

アーユルヴェーダ語彙集

Abyangaハーブ・オイルを使った全身マッサージ。2人のセラピトが両脇にひとりずつたち、同じ動作、同じスピードでリズミカルに全身をマッサージする。年齢、症状、健康状態に合わせ30分から60分の施術。ハーブ・オイルは、個人の体質や症状に合わせ10~50種類のハーブが調合される。
Choorna swedam
ハーブを布袋に入れオイル浸したものを使ったマッサージ。血管を拡張させ抹消の血行を促す。肝臓、腎臓、汗腺など排泄器官や分泌線器官の機能を促進させ、体内を浄化する。
Deepana
食欲
Greevavasti
首と肩のマッサージ
Kadeevasti
腰のマッサージ
 
Kashayavasti
浣腸法。パンチャカルマの最終ステージで行われる浄化法のひとつで、煎じ薬を使った浣腸で毒素を体外に排出させ心身を浄化させる。
Kayaseka (Pizhichil)
ハーブ・サウナ
Lepanam will be also done in specific cases.
炎症など症状のある部分にハーブ・オイルを塗布。
Nasya (Nasal Administration)
経鼻法。 パンチャカルマの最終ステージで行われる浄化法のひとつで鼻腔にハーブ・オイルを注ぎ毒素を体外に排出させ心身を浄化させる。
Njavarakizhi
ハーブを布袋に入れオイル浸したものを体に塗布し、発汗を促す。

 
Nethra tharpanam
ハーブを調合したギー(バター・オイル)を目に塗布する目のトリートメント。
Panchakarma
体内に蓄積した毒素を取り除き心身を浄化させるトリートメント。ハーブ調薬の飲み薬で腸内を整え、体内外に油分を与えながらマッサージやサウナで発汗させ、最後に、下剤法(ヴィレーチャナ)、経鼻法(ナスヤ)、催吐法(バマナ)、浣腸(バスティ)、採血法(ラクタモークシャー)の5つの方法の内の複数を用い、毒素を体外に排出させ心身を浄化させる。
Pachana:
(胃や腸の)消化
Pranayama
ヨガの呼吸法。心と体をリラックスさせ、呼吸リズムを健康な状態に戻す。
Rasayana
体のすみずみの細胞を活性させ、自己免疫機能を整え、心身の生命力の回復をめざすプログラムです。アビアンカ、シロダラー、カヤセカ(ハーブ・サウナ)などの施術に加え、個人の体質・症状に合わせパンチャカルマが施術される場合もある。
Snehavasthi  (Medicated Oil Enema)
浣腸法。パンチャカルマの最終ステージで行われる浄化法のひとつで、ハーブ・オイルを用いた浣腸で毒素を体外に排出させ心身を浄化させる。

Snehapana
ハーブを調合したギー(バター・オイル)を飲み消化器官に油分を与える。
Shirodhara
神経系統が集中する額に暖めたハーブ・オイルを継続的に垂らすトリートメント。脳を刺激し集中力を改善、緊張をほぐしストレスを取りのぞく。不眠症、物忘れ、顔面麻痺などに効果がある。約45分ほどの施術。
Shirovasti
頭のオイル・バス。頭にかぶった筒の中に暖めたハーブ・オイルを流し込む。個人の症状や健康状態により 分間の施術。

Virechana
下剤法。 パンチャカルマのパンチャカルマの最終ステージで行われる浄化法のひとつで、を用いて腸内の浄化を促し、毒素を体外に排出させ心身を浄化させる。
Vamana (Emesis)
催吐法。パンチャカルマの最終ステージで行われる浄化法のひとつで、催吐により毒素を体外に排出させ心身を浄化させる。

お問い合わせ

ASRIメンバー・リゾートに関するご質問は、info@ayurvedasparesort.comまで、お気軽にお問い合わせください。
ASRIでは、7日以上の長期滞在の場合に限り、ご予約時の現地とのコミュニケーションのお手伝いを致します。手数料などは一切頂いておりませんので、現地価格でご予約頂けます。info@ayurvedasparesort.comまでお問い合わせください。

ASRI について

アーユルヴェーダ・スパリゾート研究会 (ASRI) の活動内容
インド国内で、質の高いアーユルヴェーダを施術し、滞在環境も整ったスパリゾートがあるとの情報を得ると、実際に研究員がインド現地にコンタクト。体験に出向くなどして現状を把握した上で、以下のASRI のスタンダードに見合ったスパリゾートのみをセレクトして紹介する、まさに ”アーユルヴェーダ・スパリゾート・ミシュラン”がASRI の活動内容です。ASRIでは、ご予約時の現地とのコミュニケーションのお手伝いも無料で行っております。お気軽にお問い合わせください。
1.伝統に忠実なアーユルヴェーダを施術しているか
2.ドクター及びセラピー達は、適切で充分なトレーニングを受けているか
3.シャワーなど施設の環境は整っているか

研究員の紹介
西脇千賀子
インドをはじめ、アジアはもちろんのこと、欧米へも「癒される」と聞けば労・金惜しまず体験に行くうちに伝承医学の深遠なパワーに感銘し、30代後半にして医学大学に入学。現在、アメリカにて自然医学のドクターとして統合医療を実践するかたわら、アーユルヴェーダ・スパリゾート研究会を運営。将来的には、カリフォルニアやアリゾナなどのホリスティックなスパリゾートも紹介していく予定。